映画・テレビ

2018年11月 7日 (水)

どのくらい、自分の子供のこと知ってますか。/サーチ|

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この映画、すごい。ぜひに。

これだけ世の中に映画が出回っている中、
未だに斬新で見たことのない演出で
観る者を唸らせる作品が作れるのか。
という衝撃と、それに耐えうる秀逸なストーリー。

1番斬新なのは、映画の冒頭から終わりまで
全てがパソコン・スマホの画面の中だけで完結すること。

この「パソコン・スマホの画面縛り」の中で
これだけ秀逸なサスペンスを考えつくなぁ。と思う。
縛りを抜きにしても、十二分に耐えられるクオリティ。

素晴らしいのが、
画面を使った感情演出。
パソコンの画面上でのことなので、
主人公の顔は、あまり映らない。

(話が進むにつれて、フェイスタイムやスカイプを
多用して、映像で見せる演出も増えていくのだが。)

じゃあ、その感情をどうやって
この映画では表現したのか。

それはカーソルの動きやクリック音。
これらだけで主人公の心理描写をしている。

この演出が、普通の映画なら
顔の表情とか目の動きとか
そういうところに
当てはまっていくのだろう。

その演出が実に効果的に演出されているのが、冒頭。
主人公たちの状況を説明するくだりがあるのだが、
パソコン画面を使って、実に!!!!
実にうまく演出されている。

そして、ストーリーも一級品。
何気なく画面に映っているものが、
実は後半に向けて重要なものだったり、
伏線が張ってあって、ラストになってそれらを
きっちり回収していく爽快感。

ラストは想像だにしない方向に話が向かって行って、
汗だく。(映画館が暑かっただけかもしれないけど)

が、ベースはシングルパパとその娘の話。
知っているようでいて、
実は全然父親は娘のことを知らなかった。

明るい性格で、
交友関係が多いと思っていた娘だが
蓋を開けてみたら…。
実はお父さん、娘のことを、
なんも知らなかった。困った!

故に、娘の捜索も困難を極めていく。

娘を探すために、
プライベートに踏み入り知ったことは、
娘のいいところばかりではなかった…。
というのも、みどころだったり。

今年サスペンス部門ナンバーワンの作品。
ぜひご覧いただきたい。

【あらすじ】
物語がすべてパソコンの画面上を捉えた映像で進行していくサスペンススリラー。16歳の女子高生マーゴットが突然姿を消し、行方不明事件として捜査が開始されるが、家出なのか誘拐なのかが判明しないまま37時間が経過する。娘の無事を信じたい父親のデビッドは、マーゴットのPCにログインして、Instagram、Facebook、Twitterといった娘が登録しているSNSにアクセスを試みる。だがそこには、いつも明るくて活発だったはずの娘とは別人の、デビッドの知らないマーゴットの姿が映し出されていた。
(映画.comより一部引用)

…きしくも似たような邦画

「スマホを落としただけなのに」

も「サーチ」似にてるところがある気がして
観ようかな。とも考えているのだけれど、
今作が凄すぎて、ハードル一気に上がってしまった。

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2018年10月28日 (日)

【ネタバレあり】スカイライン 奪還

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2010年に公開された「スカイライン征服」の続編
「スカイライン奪還」を鑑賞した。

スカイラインは、当時ポスターを見ただけで心を撃ち抜かれ
面白とか面白くないとか関係なく、公開を楽しみにしていた。

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御察しの通り、B級エイリアン映画に
ジャンル分けされる作品だし、
別に何かが斬新というわけではないけれど、
あのラストが衝撃的すぎてインパクトが大きい。

まぁ、続編は作られないだろうな…。
と思っていたら、水面下で企画は進行、
8年の時を経てなんと続編公開! となった。

これはもう、びっくりした。
そしてもう、本当に嬉しかった。
そして、鑑賞した感想は…

傑作!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

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2018年10月16日 (火)

宇野亜喜良

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誰もが知る小説「フランケンシュタイン」を
執筆したのは18歳のメアリーという少女だった。
というのをご存知だろうか。
自分は知らなかった。

そんなメアリーを
エル・ファニングが熱演。

12月公開に先立って
前売券が販売されたのだが、
その内容に衝撃を覚えた。

伝説のイラストレーター、
宇野亜喜良先生がこれのために描きおろし。
速攻劇場へ向かい、購入した。

普通の前売券の1.5倍は大きいチケットと
宇野亜喜良のイラストが施されたスケッチブック。

一生使わず、取っておくことになる。
これは類稀に見るすごい特典だった。

作品もエル・ファニングらしいチョイスだな。
と感じた。

いったい、フランケンシュタインを執筆した
少女はどんな人物だったのか。
公開が楽しみ。

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2018年10月 7日 (日)

好きな俳優。(男優編)最後

最後の1人は、彼しかいない。
ウィレム・デフォー。

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きっかけになった作品は、多分

「スパイダーマン」

かもしれない。
昔から知っていたけど、般若みたいな顔していて
とにかく、よく出てる個性的な俳優だなぁ。という認識だった。
もっと失礼な言い方をすると、気持ち悪い。(笑)

しかし、いつの間にか、大好き俳優に。
彼が出ていることを知らずに観に行った作品に
彼がいきなり現れて心の中で「ウォォ!!! デフォー!!!」
と、本気でテンションが上がるくらいの愛情。

デビュー直後から、作品には恵まれており
先日デジタルリマスター版で鑑賞した

「ストリート・オブ・ファイア」

のリーゼントはこれまたインパクト大。
そのあとは誰もが知っている戦争映画

「プラトーン」

でバンザイして絶命する兵士を。

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その他は早くながらメジャー作目白押し。

トム・クルーズと共演した
「7月4日に生まれて」

マドンナと激しいベッドシーンを演じた
「BODY/ボディ」

「バスキア」
「イングリッシュ・ペイシェント」
「スピード2」

女装姿が凄まじすぎる
「処刑人」

まさか、彼の演技で泣き笑うとは
「Mr.ビーン」

個人的にこれが1番好きな
「ハンター」
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「ファーナス/訣別の朝」
「きっと、星のせいじゃない」
「ジョン・ウィック」

ホームレスが住み着くホテルのオーナーを演じ
子供たちに翻弄されながらも
強面ながらも、優しいまなざしで見つめる演技が
素晴らしすぎる

「フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法」

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とにかく、主演作が多い。
般若のような強面でも、
演じるキャラは100通り。

そんな彼の最新作はゴッホ。
意外な感じだが、ビジュアル見て納得。
彼の狂気な部分をどう演じるのか。楽しみ。

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海外のスニッカーズのCMでは
マリリン・モンローも演じるプロ。

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味わい深すぎる怪優さん。


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2018年9月30日 (日)

好きな俳優。(男優編)その弐

勝手に好きな俳優晒すシリーズ第二弾。
マイケル・キートン。

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やっぱり、子供の頃に見た「バットマン」の
ブルース・ウェイン役でハマった。
バットマンもハマったけど。

その後、バットマンほどのヒット作はないものの、
声優やったりコンスタントに活動を続けていたが、
引退した。なんてニュースも流れたりして悲しかった。

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↑いまだ、彼を超えるブルース・ウェインは現れず。

そんななかでも
「ジャックフロスト パパは雪だるま」
「クローンズ」
は、前者はファミリー映画として、
大人も楽しめる映画で、
ラストは涙腺崩壊。
自分は毎年観ていて、毎年泣いている。(笑)

後者は、忙しすぎて家族の相手ができない
男が、科学者に自分のクローンを作り
自分の時間を手に入れるのだが、
クローンがある日…という、
コメディとして秀逸すぎる一本。

どれも、名作なのに、あまり注目されてない…。

が!!!
「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」
で世界レベルで表舞台に返り咲き。
バットマン以上!!!

「バードマン」というヒーロー映画で
一斉を風靡した落ちぶれた俳優が、
起死回生を狙って演劇に臨むという
ヒューマンドラマ。

まさに、キートンのキャリアをそのまま
反映したかのような内容で、
作品はアカデミー賞をほぼ、総ナメ。
しかし、なぜかキートンだけノミネートに終わり、
本人同様、泣きたい気持ちになった。

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だが、その後の彼のキャリアは、
メーターを振り切るくらい右肩上がり。

「ロボコップ」
「スポットライト 世紀のスクープ」
「ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ」
「スパイダーマン ホームカミング」
「アメリカン・アサシン」

なかでも、大ファンのロボコップへの出演も
感涙ものなのだが、
「ファウンダー」は、凄まじい。
マクドナルドが如何にして世界的な企業に
なっていったのかを描いているのだが、
キートンが、本当に怖い。
人間として怖い。こんな怖い人間がいるのか。
と、恐ろしくなるくらい怖い。
なぜ、アカデミー賞にひっかからないのか。
と疑問に思うほどのすごい演技だった。

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と、彼も前回ご紹介したベーコンと同じく
20年以上に渡りファンなのであった。
ガンガン映画でてください。

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2018年9月26日 (水)

スカイスクレイパー

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ロック様こと、ドゥエイン・ジョンソンの
最新アクション映画「スカイスクレイパー」を鑑賞した。

ロック様は絶好調で、今年だけでも
「ジュマンジ ウェルカム・トゥ・ジャングル」
「ランペイジ 巨獣大乱闘」
が日本で公開され、大ヒット。
9月に公開された「スカイスクレイパー」も、
自分が観たアクション映画、久しぶりに最初から
最後まで満足度の高い内容だった。

【あらすじ】
香港・ビクトリア湾の一角に立つ、高さ約1,000メートルを誇る250階建ての超高層ビル、ザ・パール。以前FBIの人質救出チームの隊長だったが、ある事件で片足をなくした過去を持つウィル(ドウェイン・ジョンソン)は、98階に家族と暮らしていた。ある日、彼はザ・パールのオーナーであるツァオに呼び出されて、ビルのアクセス権限のマシンコードを託され、24時間以内に安全管理システムを分析するよう依頼される。 (シネマトゥディより抜粋)

【感想】
ロック様の王道アクション映画で、
気合入っててよかった。

ジェイソン・ステイサムと並んで、
地球上の人間で彼に勝てる人がいないので、
負傷して義足生活を余儀なくされるという
設定は良いと思った。

この義足が劇中、いろんな使われ方をしているのも
見ていて面白かったし、ハラハラした。
実に小道具の使い方がうまかった。

とはいえ、やっぱりロック様。
たとえ義足であろうと、10年以上銃を持っていない。
と言っても、危険が迫れば体が自然に反応。
接近戦でバシバシと敵をやっつけていくのだった。

そして、彼に課せられた設定は「家族」。
当然、敵にもロック様の弱みとして狙われてしまうのだが、
ちょっと違うのは、嫁も軍人出身なので
高い戦闘スキルを備えているというところ。

ただただ、弱くパパに守られているだけではない。
意外に家族が一丸となって敵に立ち向かうような印象。

ストーリー展開も、無駄がなくテンポが良く、
観ていて飽きずに観ていられる。
前半に展開される伏線も、物語のクライマックスで
バシバシと回収されていく。

でも、未だにビルの最上階に設置された
パールこと、丸い球体の中の床から出てくる
アレの本来の役目がよく分からない。

アクションだけじゃない、
地上1000メートルという高低差を生かした
高所恐怖症殺しの映像もてんこ盛り。

ポスターの、クレーン車から
高層ビルに飛び移るシーンなど、
ぎゃぁあ!! と思わず叫びたくなるような
「ダイ・ハード」「タワーリング・インフェルノ」
のいいとこ取りのような、
楽しい仕掛けがたくさん待っている。

驚いたのは、ロック様の嫁役。
ネーヴ・キャンベルじゃないですか。
調べたら44歳。最後に見たのは20年くらい前だから、
そこからいきなりスクリーンに現れたものだから、
面喰らったが、お変わりなく。

20年前は「スクリーム」の俳優というイメージしかなく
ホラーの女王的な位置付けを自分ではしていたが、
今となっては素敵な家族思いの母親役も演じるように。

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2018年9月24日 (月)

【ネタバレあり】P.S.アイラヴユー

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2008年に公開され、
德永英明が日本版主題歌を担当した
「P.S.アイラブユー」を鑑賞した。

公開月も10月ということで、
ほぼ、ぴったり10年。

彼が主題歌を、しかもハリウッド映画ということで
ファンとしては気にならないはずがないこの作品、
ずっと気になってはいたものの、
レンタル屋で何度も手にとっては棚に返す。
を繰り返していたのには理由があって、

・ストーリーがあまりそそらない
・キャストに魅力を感じない
・なんか気が向かない

が挙げられる。
ストーリーは、ありがちな話で、
近年だと

「ある天文学者の恋文」

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が公開されており、これは完全に
オルガ・キュリレンコ目当てで
観に行ったことを認めざるをえない。

キャストに関しては、
ジェラルド・バトラーも
オスカー俳優のヒラリー・スワンクも
実力は申し分ないのだが、
この作風にマッチしていない気がして、
それは観終えるまで、払拭できなかった。

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特にヒロインのヒラリー・スワンク。
この俳優さん、結構ハードな役柄が多くて
性同一障害の女性や、女性ボクサーを演じたり。

「強い女性像を演じるのが得意な女優さん」

そんなイメージが強いので、
ラブストーリーに出演するのが意外だった。

加えてその容姿も相まって、
この映画の役を演じるにあたって必要とされる
「夫に先立たれたかわいそうな未亡人」
に、全く自分は見えなかった。

独り立ちしてたくましく
生きていけそうなイメージ。
最後まで観ていて、違和感を感じ、
感情移入ができなかった。

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↑ミリオンダラー・ベイビーでは、屈強は女ボクサーを。
クリント・イーストウッドと演技で張り合う。オスカー受賞。

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↑「ボーイズ・ドント・クライ」性同一障害の女性を演じる。
かなりハードなシーンあり。オスカー受賞。

なんか気が向かない。というのは
観ていてやっぱり。と思ったのだが
都合のいいストーリー展開。

亡き夫ジェリーの故郷へ主人公ハリーが旅行へ出かけた際に、
ジェフリー・ディーン・モーガン演じる
イケメン肉食ミュージシャン
ウィリアムといきなりベッドイン。

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10年前。丸い。

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今。モフモフ。

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バットに鉄条網を巻いて、人の頭を殴り割るという、
衝撃的な演技で、大ブレイク。「ウォーキング・デッド」。

なんと、ウィリアムは、
ジェリーと幼馴染だったいう超絶展開。
そんな彼の口から、嫁も知らない夫の過去を知るのだった。

確かに、ジェリーの故郷だし田舎だし交友関係狭そうだけど、
たまたま、そこへ行ったバーで歌ってたミュージシャンと関係もったら
旦那と幼馴染だった。って、ちょっと都合よすぎやしないか。

酷い。と思ったのは、
亡きジェリーの故郷へ旅行に行った際に
ホリーに同行した女性友達2人。

夫が亡くなって落ち込んでいるのに、
片方は結婚の発表、もう1人はご懐妊の発表。
ホリーとジェリーは冒頭、
子作りのことで口論していて、
結局子供を作らないままジェリーは他界している。
という経緯を知らないにしても、
その発表をしたあと、2人はホリーに
「理解が足りなかった」と謝るも、
なんと、またその話が再燃。
落ち込むホリー。(苦笑)

そして終盤。
ホリーは夫の死を乗り越え、
立ち直って、人生を立て直していく。

が、ホリーの父は幼い頃に離婚し母子家庭。
自分を支えてくれた母親に恩返しを。と
ジェリーと出会った思い出の場に母を連れて行きたい。
と、再度ジェリーの故郷へ旅行へ行くのだが、
奇遇にも、ウィリアムと遭遇。ウィリアムの父親も一緒。

すると、ホリーの母親はウィリアムの父親に
一瞬にして恋に落ちたらしく、荷物を落としてしまう。

ホリーはウィリアムと新しい恋の予感、
おかんも恋の稲妻に打たれて頭くらくら…。
というところで幕は閉じ、
エンドロール中盤で德永英明の

「小さな祈り P.S.アイラブユー」

が流れる。
おそらく、日本語吹替じゃないと、
聴けないかもしれないので、注意。

気になったのは、劇中、「小さな祈り」の
イントロのメロディが流れてきたこと。

ホリーと母親の、重要なシーンで使われるのだが、
これが日本語版だからなのか、
德永英明が劇中のメロディを使うことを
条件とされたのかは定かではない。

また、吹替鑑賞で感じたのは
声優陣の演技が素晴らしかった。

ホリー役の本田さんは
「マッドマックス 怒りのデスロード」で
シャーリーズ・セロン演じるフュリオサも
吹替担当。いい味出してました。

映画の本題に戻ると、
冒頭はいい感じだったのだけど、
個人的には話の展開が予想できてしまい、
中盤以降は退屈してしまったし、

映画ってどうしても突っ込みどころは
出てくるんだけども、
全体がよければ気にならないとか
許せるとなるのだが、
この作品に関しては、
いちいちそういうのが気になって
話にのめり込めなかった。
という一因もあった。

話が德永英明に飛ぶが、
レンタルしてメニュー画面を見たら、
德永英明の「小さな祈り」と似た写真が。

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10年前の德永英明。自分を含め、彼のファン、
ほとんどの人がこの映画を見ていないと思われる。笑


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2018年9月17日 (月)

懐古にとどまらず。/SUNNY 強い気持ち・強い愛

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2011年に公開された韓国映画
「サニー 永遠の仲間たち」を日本でリメイクした
「サニー 強い気持ち・強い愛」を鑑賞した。

予告編を観てもあまり自分には、
響かなかったので、観るつもりはなかった。
(年代的にはドンピシャなのに)
が、映画鑑賞料割引の日と休日が重なったので
気が変わって豪華二本立てで、観てきた。
もう一本は、もはや、人類に敵なしの
ジェイソン・ステイサムが
サメと戦うという、期待しかないサメ映画
「MEG ザ・モンスター」。

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【あらすじ】

夫と高校生の娘と暮らす40歳の専業主婦、阿部奈美(篠原涼子)は、日々の生活に空しさを感じていた。一方、独身で39歳の社長・伊藤芹香は、ガンで余命1か月を宣告されてしまう。およそ22年ぶりに再会した芹香にもう一度みんなに会いたいと告げられた奈美は、ある事件が原因で音信不通になった仲良しグループ“SUNNY(サニー)”のメンバーを捜そうとする。 (シネマトゥデイより抜粋)

【感想】

この映画の舞台になっている90年代、
当時は黙っていても、ヒットチャートの曲が
いやでも耳に入ってきたし、
興味のない曲でもサビぐらいは知っていた。

90年代のJ-POP史を述べる上で欠かすことのできない
安室奈美恵のデビューをリアルタイムで観て、
きしくも、この映画を観る前日に
引退したばかりの彼女を見届けた。

そんな彼女のヒット曲で幕を開けるのだが
何人もの「コギャル」たちが踊り出す
ミュージカル仕立てになっていて、
果たしてこの先、どう展開していくのか、不安になった。(笑)
ララランドのオープニングの時と同じ気持ちになった。

が、その不安はすぐに払拭された。
篠原涼子演じる、主人公の阿部春奈が
中心となって、かつて青春を共にした仲間たちを
探偵(リリー・フランキー)に依頼して探し出す。

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90年代と現代とを個々の人物描写を絡めつつ
上手くクロスさせながら話を展開させていく見せ方も、
とても面白い。

かつての親友たちが現代になって
いったいどんな人生を送っているのか?
が、1人づつ明かされていく経緯も
見ていてワクワクする。

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この辺の演出の巧さは、オリジナルを踏襲しているのか、
それてもリメイク独自のものなのか。気になるところ。

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↑オリジナル版。


↑宇多丸さんのレビュー

演技に関しては、90年代の奈美を演じた広瀬すずが秀逸。
親が事業に失敗し、淡路島から都内の学校に転校してくるも、
オールコギャルの教室中におさげの髪型にダサい制服、
(今見ると、奈美の制服のほうがまともに見えるのだが)
方言丸出しの自己紹介に、のっけから笑われる始末。

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「イケてない」女子高生を
ほぼ、コメディーの勢いで全力体現。

芹那(山本舞香)のグループに仲間入り。
その中でもダサいと、愛のあるイジリをされまくるのだが、
その時のリアクションが実に面白い。

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奈美がみんなと打ち解けてきた頃、
芹那が他の学生と小競り合いになった時に
突然、それを見てたまりかねた奈美が
白目をむいて奇声を発しながら相手に向かっていく絵面は
その演技の集大成的な場面とも言える。

そして、三浦春馬が演じる、
見ていて恥ずかしくてたまらない、
ナルシスオーラむんむんの藤井渉との恋の行方。
す・すごく切ない…。

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その中で、出演時間が最短ながらも、
心に残る演技をした、ともさかりえも、
凄まじかった。

とにかく、小道具からセリフまわし、
衣装からメイクまで、しっかりリサーチされて再現された
90年代がそこにはあった。

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90年代ノスタルジーにとどまらない、
これもどこか、

「タリーと私の秘密の時間」
「ブリグズビーベア」
「500ページの夢の束」
「インクレディブル・ファミリー」

に通じる、人生を見失った大人たちが
旧友たちと再会することで、
自分の人生を見直すきっかけになる
ある意味「現代の大人に向けた癒し映画」と
言えるかもしれない。

話は逸れますが…。

篠原涼子、むちゃくちゃキレイになりましたね。
ダウンタウンのテレビやCD売れてた頃しかみてなかったけど、
この人も、YUKIばりに、年重ねていい感じになっていきますね。

びっくりしました。
観てて、ドギマギしてしまいました。

あ、よく考えたら、篠原涼子も
小室哲哉に楽曲提供してもらって
90年代、一時代築いた人じゃないですか。
そこは、狙ってのキャストなのだろうか。

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…軌道修正。
上質。とても上質。
オリジナルの韓国映画も、
ぜひ観てみたい。

おすすめ!!!

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2018年9月 2日 (日)

9月・10月に観たい映画。

8月はついに書けなかったので、
今更ながらテキストレベルで。

・インクレディブル・ファミリー
・ミッション・インポッシブル フォールアウト
・追想(鑑賞見送り)
・タリーと私の秘密の時間
・ショック・ウェーブ
・アントマン & ワスプ

9月

●500ページの夢の束
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ダコタ・ファニング演じる自閉症の女の子が
大好きなスタートレックの脚本コンテストに応募することに。
なぜか郵送だと間に合わないことがわかり、
書き上げた脚本を手に、手渡ししに旅をするという話。

映画が好きでよかった。
と思える内容らしく、名作「グリブズビーベア」と
通ずるものを感じ、楽しみな限り。

●プート大人になった僕
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プーさんがイメージしていたものと違い、
小汚い感じでびっくりしたんだけど、
これは我々がよく知るプーとクリストファー・ロビンが
無垢だった時代から数十年後の話。

これも、疲れた大人癒しムービー臭がプンプンしやがる。

●ザ・プレデター
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子供が間違えて街に宇宙ハンタープレデターを
召喚してしまうという凄い設定で始まるらしい本作。
期待してないけど、絶対に観たい。という矛盾。
プレデターブランドの凄さ。

●スカイスクレイパー
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ザ・ロック様版ダイハード。
タワーリングインフェルノ。

●クワイエット・プレイス
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50年ぶりの続編
「メリー・ポピンズリターンズ」
に主演するエミリー・ブラント主演。

音を立てたら何かがやってきて即死させられる世界に住む
家族のサバイバルストーリー。

その「何か」を見てしまった自分が悔やまれる。

●クレイジーリッチ!
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キャスト・スタッフすべてアジア人で構成された
映画がハリウッドを席巻、続編も作られる本作。
話題なので見てみたい。

●ゼイリブ
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日曜洋画劇場で散々観た本作を、
映画館で観ることになるとは。
とはいえ、内容忘れてるし楽しみ。

10月

●イコライザー
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19秒で10人単位の悪人を瞬殺できる
凄腕アサシンのお話し第2弾。

●スカイライン 奪還
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まさか、続編を作るとは…。
ありがとうございます。

●ファイティン!
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「新感染」「犯罪とし」で一目惚れした
マ・ドンソクさん最新主演作。
無条件で鑑賞願望フツフツ。

●サーチ
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失踪した娘をネットで検索する父。
そこで知る娘の闇。
全編パソコン画面で物語が展開するという
実験的で面白そうな作品。

●バーバラと心の巨人
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彼女にしか見えない、
この世を破壊する恐ろしい巨人から
身を守ろうとするも完全に変人扱い。

SFではなく、ヒューマンドラマ。
「シンクロナイズドモンスター」
みたいにならないでほしい。

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2018年8月27日 (月)

子を持つ主婦・旦那さんへ捧ぐ。/タリーと私の秘密の時間

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「マッドマックス 怒りのデスロード」
「アトミック・ブロンド」
でアクション女優のイメージが強くなりつつある
シャーリーズ・セロンが、珍しく普通の主婦を演じた
「タリーと私の秘密の時間」を観た。

役柄は普通なのに、その役作りは超過酷。
キャリア最多となる20キロ? 増量をし、
主演だけではなくプロデューサーも兼ね、
「ヤングアダルト」でタッグを組んだ
ジェイソン・ライト監督と共に贈る意欲作。

シャーリーズは、この役作りのために
半年かけて増量し、1年半かけて元の体重に戻したそうで、
本人曰く

「過酷な増量をするうちに精神が磨り減り、
診断をされたわけではないが鬱状態のような状態になり、
撮影中も常に疲れていた。

でも、マーロは育児に疲れはてた主婦というキャラだし
そこは役に合っていていいと思った」

と、結構、身を危険にさらしての役どころ。

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【あらすじ】

2人の幼い子供を持つマーロ(シャーリーズ)は育児に大忙しだったが、3人目を身ごもりながらもなんとか日々家事をこなしていた。家事は全てマーロ任せ、彼女も夫もそれが当たり前だと思い込み、夫婦の間にはなんら衝突もなく日々が過ぎていった。マーロの身体と精神は蝕まれ、激太りし、生きた屍の状態に。

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寝室に入ると、いつもゲームをしている旦那。

ある日、マーロの兄の家へ遊びに行った際、マーロの状態を見かねた兄は、彼女に夜専門のベビーシッターを雇うよう勧める。しかし「見知らぬ人に自分の子供を預けるのは、罪悪感を感じるし気がひける」とためらう彼女に兄は無理やり電話番号を渡すのだった。

今の生活に限界を感じたマーロはついに、ベビーシッターに電話をする。しかし、やってきたシッター(タリー)は、ヘソ出しルックにイマドキ女子という風体で、自分の子供を任せていいものか、不安になるも「私に頼って。」と自信満々。

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赤ちゃんは任せとき! 授乳の時だけ起こすから! これだけでもすごい助かるんだろうな。

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最初は「この人、大丈夫なの?」疑心暗鬼だったマーロだったが、自分の子供への対応を見ているうちに、心を開き、タリーと打ち解けていき、心に余裕のできたマーロは人生に輝きを取り戻していくのだった。

【感想】

シャーリーズ・セロンの役作りが話題になっているが
映画のストーリーも秀逸だった。
頑張りすぎて、疲弊している現代人に向けて作られた、
大人のための「メリー・ポピンズ的」ファンタジーとでも呼ぼうか。
マーロが劇中時々口にする

「私は人に頼るのが苦手なの」

というセリフ、自分にも当てはまってドッキリ。
人に頼らず、全部自分でやってしまう。汗

この作品を観て、德永英明のシングル曲「バトン」を思い出した。
頑張りすぎな現代人に向けて「負けてもいい、無理すんな」的な
歌詞の内容は、この映画のテーマとに通ったところがある気がした。

そして、映画のタイトルになっているナイトシッターの「タリー」も
疲弊しきったマーロを完璧までにサポート。
家事・育児だけでなく、彼女との友情も築いていく。

マーロに対して、
「自分のケアをしてあげて」と
何度もアドバイスをしたり、
夫との夜の営みも遠のいていたのだが、
タリーの計らいで夫と素晴らしい一夜を過ごせたり。
ウェイトレスのコスプレで夫を撃沈したそうな。めでたし!(笑)
タリーのおかげでマーロは本来の自分を取り戻す。

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…と、ここまで聞くと、
いたって普通な「失った自分を取り戻す」という
ありがちなヒューマンドラマで終わってしまうのだが、

実はこの映画、すごいトリックが隠されていて
観ていて心臓がバクバクしていた。
さすがハリウッド! シャーリーズ姐さん!

もちろん、それが何かは映画を観るべきだし
文章にしても「へぇ!」ってなるだけなので。(笑)

でも、やっぱりマーロのランニングシーンは
すごいなあ、と思った。
贅肉ブルブル、胸から母乳吹き出しまくりで
知らない人に

「あ、これは母乳なの」

ってセリフがちょっと面白かった。(笑)
Aaa

【総評】

脚本家が実際に体験したことをベースに
ストーリーに落とし込んでいるらしいので、
育児や家事、夫との関係、子供の学校での出来事など、
実にリアルに描かれているらしい女性目線なこの作品。

家事や育児とは、予想以上に大変なのだな。
と改めて感じさせる内容で、
育児をしている、したことのある女性、
仕事と育児を両立させよとしている女性、
女性に限らず、老若男女が共感できる。

家事を嫁さんに任せきりにしている、
させられている人も是非ごらんになるといいかも。
(お前が言うな)

つまり、人類全員。

生きることに疲れた人へ贈る、ちょっと考え方変えたら
楽になるんじゃない? 的な人生の軌道修正映画。

秀作!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
今年観た映画、ドラマ部門No. 1と言えるのでは。

是非に!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

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