映画・テレビ

2018年7月11日 (水)

ブリグズビーな激ヤバ映画。/グリブズビーベア

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ポスターとタイトル見ただけで、
観たくてたまらなくなった映画。

あまり映画を観ない人からすると
逆にB級映画な匂いを感じるかもしれない。

けど、その真逆。
今までに無いような、素晴らしい内容だった。
こう叫びたい。

「ブリグズビー!!! 激ヤバ!!!」

【あらすじ】
赤ん坊の頃に誘拐され、偽の両親のもとで彼らが制作した教育番組「ブリグズビー・ベア」だけを見て育った25歳の青年が、初めて外界に出たことから巻き起こる騒動を描いたコメディドラマ。外の世界から隔絶された小さなシェルターで、両親と3人だけで暮らす25歳のジェームス。子どもの頃から毎週届く教育ビデオ「ブリグズビー・ベア」を見て育った彼は、現在はその世界の研究に没頭する日々を送っていた。そんなある日、シェルターに警察がやって来て、両親は逮捕されてしまう。これまでジェームスが両親だと思っていた男女は、実は誘拐犯だったのだ。ジェームスは生まれて初めて外の世界に連れ出され、“本当の家族”と一緒に暮らすことになるが……。(映画ドットコムより引用)

【感想】
誘拐・監禁ものという
人によっては警戒して一歩引いてしまう内容なのだが
テーマはあくまでグリブズビーベアを通して
人生の再起や人との繋がりなどを描いた深い作品。

誘拐されていたジェームスの周りの人が
とてもあたたかく、優しいのが微笑ましい。

とくに、ジェームスの事件を担当した?
刑事役のグレッグ・ギニア。

久しぶりにお見かけしたけど、
存在に深みがあっていい感じ。

ジェームスの為に、色々無理する。
いい人過ぎるデカ。大丈夫か。(笑)

でも、やっぱり懐の広い愛情で
全身全霊でジェームスの帰りを待ちわび
変わり果てた息子を必死に受け入れようとする
彼の両親が心を打った。

誘拐犯が作った手作り番組「グリブズビーベア」を
25年間も休むことなく見せられていたので
仕方がないにしても、寝ても覚めてもそのことばかり。
それに洗脳されてしまっている。

ベアは彼らにとっては、誘拐した犯人しか連想させず
それを口にするたびに、夫婦の心はえぐられる思い。
それでも、それを受け入れようとする姿勢には涙が出る。

そんな、負の要因でしかなかったかに思えた
「グリブズビーベア」だったが、
その番組がジェームスの周りに、変化をもたらす。

そして、スターウォーズシリーズでおなじみの
誘拐犯役のマーク・ハミルの存在感。

もっと彼の演技を見せて欲しい。
というのを見透かしてか、
出番はとても少ないながら、
かなり強いインパクトを残して行く。

ヘンテコな音楽とビジュアル、
素人が作ったCG合成が味わいがあっていいけど、
これがエンドロール流れる頃には
これのグッズが欲しい。となっていく。

想像以上に素晴らしい作品だった。

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2018年7月 9日 (月)

腕時計を忘れて会社に行った。
引っ越したばかりなので社屋には
壁掛け時計がない。

なので、パソコンに表示されている
デジタルな文字で時間を確認するしかない。

けど、自分はアナログじゃないと
時間の感覚がうまく掴めない。
数字で13時40分とか見ても、
ピンとこない。

アナログで針の位置が
13と40を指してないと、
その時間なのだな。
という認識がしにくい。

というわけで、
時計を忘れたその日は
完全に時間の感覚が狂い、
仕事に集中できた。(笑)

「あ、13時だ、お昼食べなきゃ」
「19時だ、定時だし帰りたいな」

という邪念がわかない。
結局21時すぎまで仕事したけど
なんか、まだ働ける感じだった。

腕時計なくても携帯で十分。
なんてとんでもない。
いちいち、携帯の出し入れ、
電源入れなきゃ時計が見られない。
めんどくさすぎ。

腕時計をしましょう。
オススメはスイスのメーカー、
マンディーンの時計。

駅の構内で使われていたものを
腕時計にしたそうだ。

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2018年7月 8日 (日)

事故物件、洗浄します。ルーム・ロンダリング

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池田イライザ・オダギリジョー出演の
「ルーム・ロンダリング」を観た。

マネー・ロンダリング(資金洗浄)という言葉は
マフィア映画でよく耳にするが、
ルーム・ロンダリングとは面白い。

だいたい、予想はつくが
殺人や自殺が起きた、ワケあり物件にまつわる話。

【あらすじ】
5歳で父親と死別した八雲御子。翌年には母親も失踪してしまい、祖母に引き取られた御子だが、18歳になると祖母も亡くなり、天涯孤独となってしまった。しかし、祖母の葬式に母親の弟である雷土悟郎が現れ、住む場所とアルバイトを用意してくれた。その仕事とは、ワケあり物件に住み込んで事故の履歴を帳消しにし、次の住人を迎えるまでにクリーンな空き部屋へと浄化すること=“ルームロンダリング”。引っ込み思案で人づき合いが苦手な御子にとって都合の良い仕事だったはずが、行く先々で待ち受けていたのは、幽霊となって部屋に居座る、この世に未練たらたらな元住人たち。ミュージシャンになる夢を諦めきれないパンクロッカーや見ず知らずの男に命を奪われ恨み節が止まらないOL、カニの扮装をした小学生!?なぜか彼らの姿が見えてしまう御子は、そのお悩み相談に振り回されて…!?

本作はTSUTAYAが新たなクリエイターの発掘を目指してオリジナル企画を募集するコンテスト「TSUTAYA CREATORS' PROGRAM FILM2015」で、『嘘を愛する女』(18)に次ぐ準グランプリ Filmarks賞を受賞した企画の映画化。(公式サイトより抜粋)

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2018年6月30日 (土)

2018年6月までに観た映画のおさらい。

今年も早いもので、残るところあと半年。
来年のほぼ日手帳も販売間近。

ということで、
これまた勝手に半年間で劇場で鑑賞した作品を
エキサイトした順番に部門別でおさらい。

今年は例年以上に傑作ラッシュ。
自分が観た映画史に次々と
くさびを打ち込まれる思い。

●アニメ部門

1、リメンバー・ミー

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アニメはこの一本のみ。
ディズニーが「生と死」をテーマに映画を作るとこうなる。
死後の世界感や設定が秀逸で、大切な人を思い出すきっかけになる。

●アクション部門

1、ランペイジ 巨獣大乱闘

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考古学者にして元特殊部隊という
すごい設定もロック様なら違和感なし。
可愛がっていた動物が凶暴化するという設定が面白く
作品に一捻り効かせた効果を生んでいて面白かった。

2、デッド・プール2

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1作目よりもこっちの方が個人的に観ていて楽しい。
悪ふざけ・グロさもパワーアップ。
このくらいやりきってしまわれると
逆に爽快感さえ覚える感じ。みんなが楽しそうに演じている。

3、レディ・ガイ

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男の殺し屋が、拉致されて目覚めたら
性転換手術を受けされられ、女になっていた。

「タマはなくても、弾丸(タマ)はある」

という、名コピーにも惹かれていたが
蓋を開けてみると、案外凡作で
テーマを生かしきれていなかった。

でも、発想がすごいいいと思った。

●サスペンス部門

1、ブリムストーン

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子役なイメージから脱却したダコタ・ファニングが挑む
とある変態男から逃げまくる西部劇。(表現あってるかな)

なぜか短期間公開で終わってしまったけど
かなりインパクトがあった。

2、ゲティ家の身代金

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金持ちは鬼畜が多いんだな。
と、改めて思い知らされる、実話ベースのサスペンス。
途中、映画を見慣れている自分でも目を背けたくなるシーンも。

クリストファー・プラマーの貢献度が大きい作品。

3、モリーズ・ゲーム

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コンプレクスの塊の元アスリートが
ふとしたことからポーカー賭博の危険な世界に身を投じ
破滅するまでを描く、スリリングなサスペンス。

原作も読んだけど、面白かった。
彼女はポーカーをやらない、主催者の立場だけど
ギャンブル依存なのはプレイヤーとなんら
変わらない。と感じた。

●クライム部門

1、犯罪都市

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怖い・グロい・面白いの3拍子そろった
韓国産のクライム映画。
主役のマ・ドンソクの片手でチンピラを
ぶっ倒す爽快さと彼のコミカル演技が最高。
Blu-ray欲しい。

●戦争部門

1、アローン

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大好き砂埃映画。
サバイバルかと思ったら、
地雷を踏んだことで自分自身と対峙することになるという
異色の心理描写映画。自分は好きだった。

2、ロープ戦場の生命線

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井戸に落ちた死体の回収をめぐり
戦争やそれに関わる人たちを描く
異色なヒューマンドラマ。

3、希望のかなた

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ヒューマンドラマだけど
難民がテーマなので戦争部門に。
どことなくシュール? な独特な空気感が癖になる。
この監督の過去作がとても気になるところ。

●スポーツ部門

1、ダンガル きっとつよくなる

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インド産、胸熱スポ根映画。
本当に感動した。バーフバリもいいけど
個人的にはこっち盛り上げていきたい感じ。笑

●ミュージカル部門

グレイテスト・ショーマン

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上半期で1番と言っていいかもしれない
壮絶スペクタクル感動ミュージカル。

楽曲がミュージカルというより
ノリのいいポップソングなので、
ミュージカルという認識が自分の中にはないけど、
なぜか涙腺緩み映画。

●ドラマ部門

1、恋は雨上がりのように

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見終わったあと不思議な感覚にとらわれる。
制服映画生産数、世界ナンバーワンの邦画の中に
危うく埋もれて観ないで人生終わるところだった。
心に深く刻まれた秀作。空手チョップ。

2、万引き家族

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訳あり家族を通して、家族のあり方を問うた、
是枝監督の渾身作。
メイキング観ると新しい発見があったりして
もう一度映画を見たくなる。必見。

3、タクシー運転手 約束は国境を越えて

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1980年代に実際に韓国で発生した
歴史の闇をタクシー運転手を通して描いた衝撃作。
あえてポスターが笑顔なのが、コントラストが効いていて良い。

4、ブリグズビー・ベア

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赤ん坊の頃に誘拐され、25年間シェルターで育てられた青年。
彼は誘拐犯の両親が手作りで作った「グリブズビーベア」という
SF映画だけを見て育ってきた。

誘拐犯は逮捕された彼はグリブズビーベアーの
映画を自分で製作し、過去を清算しようと試みる。

すごいよかった。異色作。
スターウォーズシリーズのマーク・ハミルの名演。

5、婚約者の恋人

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フランス産、モノクロとカラーのマッチング映画。
婚約者が戦死、彼の友人と名乗る男性が女性の前に現れる。
でもその友人、実は…。的な。

映像が美しすぎて、それを見るだけでも価値あり。

6、スリー・ビルボード

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娘を惨殺されるも、警察の捜査方法に
不満を抱く母が町の外れに警察を批判する広告を掲出。
そこから小さな街は混乱に陥り、
母の身の回りも状況が変化し始める。

超絶骨太演技合戦映画。見といた方がいい。

7、フロリダ・プロジェクト

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フロリダ州ディズニーワールドのすぐそばにある
貧困層がひしめくモーテルで暮らす母子家庭の話。
半年以上待たされてようやく鑑賞できた。
待っただけの価値はあった。

8、30年後の同窓会

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3人の名優による、演技の掛け合いが見もの。
くたびれ果てたオッサン3人がスクリーンに
所狭しと映し出されるだけで、暑苦しいけど
のほほんとできる、大人のロードムービー。

と、各部門に分けたけど、
総合的にいま、1番印象に残っているのは

「恋は雨上がりのように」

だと思う。
もちろん、過去に観た映画も素晴らしいんだけど、
時間が経つと上書きされていく…というのもあるかも。(笑)
半年後におさらいしたら、挙る作品も変わってくる気がする。

いろんな映画を観ているのに、何故にこれなの?
と不思議に思われそうだが、面白いものは面白い。
でも、自分でもびっくりしている。

個人的には大泉洋の役に思い入れがあったかも。
同じ40代で歳も近いし、感じるところも似てるところもあったり。
本当いい映画。はよ、Blu-ray出してー

以上。
といいつつ、この記事を書いている時点で、
まだ数本6月に観る映画が何本かあるので、
気が向いたら更新したい。

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2018年6月24日 (日)

【ネタバレあり】恋は雨上がりのように

この記事はしばらくトップに載せる。(笑)
最新記事は、この記事の下に表示されます。

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なんとなく作品は知っていたが
全くもってノーマークなこの作品、
予告編ずっと観ていたら
サブリミナルでも仕込んであったのか、
劇場で鑑賞することに決めた。

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2018年6月19日 (火)

演技合戦。/30年後の同窓会

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観ようか迷っていた「30年後の同窓会」を観た。
TOHOシネマズ新宿では、何故か1週間の限定公開の上、
タイムスケジュールもお昼に1回、夜中の2時に1回程度と、
観せる気があるのか。と疑うレベル。

【あらすじ】
「6才のボクが、大人になるまで。」のリチャード・リンクレイター監督が、「さらば冬のかもめ」でも知られるダリル・ポニックサンの小説を原作に、30年ぶりに再会した男たちの再生の旅路を描いたロードムービー。男ひとりで酒浸りになりながらバーを営むサルと、過去を捨てて牧師となったミューラーのもとに、ある日、30年にわたって音信不通だった旧友のドクが突然現れる。ドクは1年前に妻に先立たれ、2日前に遠い地で息子が戦死したことを2人に打ち明け、死んだ息子を故郷に連れ帰る旅に同行してほしいと依頼する。30年前のある事件で大きく人生が変わってしまっていた3人は、ともに旅をし、語り合うことで、人生に再び輝きを取り戻していく。主人公の3人をスティーブ・カレル、ブライアン・クランストン、ローレンス・フィッシュバーンという、いずれもアカデミー主演男優賞にノミネートされた経験を持つ実力派が演じる。(映画ドットコムより引用)

【感想】
観てよかった。
主役はくたびれ果てたオッサン3人、
絵面的には観てても何の面白みもない(笑)。

でも、深みと味わいがあった。
何より台詞、演技が圧巻。

1番台詞が多いブライアン・クランストンを始め、
会話のやり取りがすごい。
当たり前だが、本当にこの3人が
昔からの旧友って感じが肌で感じられるし、
30年前からこんな感じだったんだろうな。
と思わせる演技に見惚れる。

映画って、時間軸関係なく
スケジュールに沿っていろんな場面を撮影すると思うのだが、
「今日は、3人が仲良く喋るシーンです、はいスタート!」
ってなって、突然ああいう風にセッションが始まるって
本当、すごいな。っていつも思うのだが
この作品に関しては、特にそれを感じる。

とくに、3人の中で1番弾けたキャラのサル(ブライアン)は
自分の思ったことを包み隠さずガンガン話していくタイプで、
軍隊でも上官だろうが何だろうが、物申すタイプ。
そんな彼が、ストーリーを切り開いていくのだが。

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↑ブライアンの代表作は「ブレイキング・バッド」だろうか。
普通のオッサンが麻薬王に成り上がる恐ろしい話。観るのが辛かったが、面白い。
この人の演技がやっぱり殺気じみててすごい。

ダグが2番目に誘う旧友、
ミューラーも、昔は汚い言葉を使いまくる悪童だったが、
30年経った今では影をひそめ、なんと牧師に。

が、彼らとつるんでいる間に、汚い言葉を使うように。
嫁の前でもうっかりして、咎められたりしている。

演じるのは、ローレンス・フィッシュバーン。
いつも映画の中では死ぬことが多いが、今回は死なない。

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↑いっぱい映画に出すぎてて、何をあげたらいいのかわからない。

主役だけど、1番おとなしくて台詞が少ないダグは
意外や、スティーブ・カレル。
コメディアンだし、1番うるさいイメージ。(笑)

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↑「ラブ・アゲイン」「リトル・ミス・サンシャイン」が好きかなぁ。

ロードムービーとしても楽しめるし
意外と軍事関連の絡みが多かった。
でもやっぱり、このオッサンたちの
ヤンチャぶりが観てて楽しい!

携帯電話を初めて手にして
「何でもっと早く手にしなかったんだろう」
と喜ぶサルがいちいち可愛い。

オッサン万歳!!!
こんなに素晴らしい作品が
こんな扱いを受けているのが悲しいが、
レンタルでもいいのでお見知り置きを。

おすすめ!!!!!!!!!!!!!

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2018年6月18日 (月)

はばたけ、自分/レディ・バード

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アカデミー賞で
作品賞
監督賞
主演女優賞
助演女優賞
などにノミネートされたにも関わらず、
やっと公開された本作。遅すぎ。

【あらすじ】
2002 年、カリフォルニア州サクラメント。閉塞感溢れる片田舎のカトリック系高校から、大都会ニューヨークへの大学進学を夢見るクリスティン(自称“レディ・バード”)。高校生最後の 1 年、友達や彼氏や家族について、そして自分の将来について、悩める17 歳の少女の揺れ動く心情を瑞々しくユーモアたっぷりに描いた超話題作!(フィルマークスより引用)

【感想】
こじらせティーンエイジャー映画、
最近だと「スイート17モンスター」の
ヘイリー・スタインフェルドの怪演が記憶に新しい。

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この手の作品のテーマはある程度決まっていて
反抗期特有の両親との溝、
友人だと思ってたのに、恋人巡って関係崩壊、
将来に向けた学校の進学うんぬん…
という基本フォーマットに沿った展開ではあるけど、
この作品の女性監督の経験を反映させた脚本も相まってか
全てが妙にリアルで共感できる部分が多々あったのと
それを若いのにベテランみたいな領域に達している
名女優、シアーシャ・ローナンが24歳にして
見事にティーンエイジャーの心の葛藤を体現している。

シアーシャ・ローナンって
なぜか「ハンナ」のイメージが強く、
「殺し屋」って感じだった。(笑)

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好きな作品は「私は生きていける」で、
パンクなイメージもちょっとあった。

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でも、見た目はお嬢っぽいので、
今回のような弾けたティーンエイジャーっぷりは
新鮮だったし観てて面白かった。

高校を卒業し、親元を離れ
あこがれのニューヨークで一人暮らしするに至るとき
まさに彼女は「レディバード」になる。

この手の映画はあまり観ないのだが、
これは見終わった後もしばらく余韻に浸れる感じ。

男性の自分がこれだけの印象を持つので、
女性や娘を子に持つ女性は、かなり共感できるのでは。

「はばたけ、自分」というキャッチコピーが妙に好き。

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2018年6月17日 (日)

映画観た後に、ポスター見るとすごい切ない。/万引き家族

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本日、2件目の記事更新。

予告編を観て、面白そうだな。と思って鑑賞。
是枝監督の作品は「海街ダイアリー」しか観たことがなく、
これはすごくいい作品だと感じた。

前作「三度目の殺人」は劇場で観るつもりで見逃した。
たしか、日本アカデミー作品賞受賞作。

「万引き家族」を観た翌日に
昔録画してそのままになっていた「そして父になる」を観て
家族・血縁がテーマになっているところに
通じるものがあると感じた。

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【あらすじ】
「三度目の殺人」「海街diary」の是枝裕和監督が、家族ぐるみで軽犯罪を重ねる一家の姿を通して、人と人とのつながりを描いたヒューマンドラマ。2018年・第71回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門に出品され、日本映画としては1997年の「うなぎ」以来21年ぶりとなる、最高賞のパルムドールを受賞した。東京の下町。高層マンションの谷間に取り残されたように建つ古い平屋に、家主である初枝の年金を目当てに、治と信代の夫婦、息子の祥太、信代の妹の亜紀が暮らしていた。彼らは初枝の年金では足りない生活費を万引きで稼ぐという、社会の底辺にいるような一家だったが、いつも笑いが絶えない日々を送っている。そんなある冬の日、近所の団地の廊下で震えていた幼い女の子を見かねた治が家に連れ帰り、信代が娘として育てることに。そして、ある事件をきっかけに仲の良かった家族はバラバラになっていき、それぞれが抱える秘密や願いが明らかになっていく。息子とともに万引きを繰り返す父親・治にリリー・フランキー、初枝役に樹木希林と是枝組常連のキャストに加え、信江役の安藤サクラ、信江の妹・亜紀役の松岡茉優らが是枝作品に初参加した。(映画ドットコム)

【感想】
今年のみならず、自分が生涯観た邦画で1番に躍り出た。
それまでは「フラガール」。

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観た後は、頭がクラクラしてどう感想を述べたらよいものか。
というほどのインパクトで、かなりの衝撃だった。
と同時に、妙に余韻を長く感じる作品で、
1週間以上経った今でもそれは続くという怪現象。

【コンセプト】
かつて、日本で起きた犯罪で
「年金を騙し取っていた」という事件があったのだが
そこから是枝監督は着想をえて脚本を書き上げたそうな。

年金問題だけではなく、日本が抱えるいろんな問題を
この作品に、この家族には詰め込まれているので、
タイトルだけ見て軽いノリで観に行くとびっくりする。
とにかく、打ちのめされた。

先日鑑賞した「フロリダプロジェクト」に通ずるものがある。

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【自然な演出】
そして、「海街ダイアリー」でも感じた
演者の自然な感じも今回は受け継がれていて、
子役には脚本渡さずにその場で演技させたり。

中盤、家族が引き取った女の子が髪の毛を切って
松岡茉優と一緒に鏡を見るシーンで特にそれを感じた。
あれを機に、劇中でも女の子は家族になった気がする。

そして、ラストの安藤サクラの尋問シーン。(予告編にもある)
インタビューで彼女が述べていたが、
カメラが回るまで、何を質問されるか知らされず、
監督が後ろに立ってホワイトボードに質問を書き、
それを尋問者が安藤サクラに問い、
アドリブ(?)で答えていくという。

なんか…。すごい演出方法で脱帽する。

初めて知ったのだが、ドキュメンタリー出身の
是枝監督らしい演出なのかも。

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【舞台美術】
さらに、舞台美術が秀逸。
まさに東京の隙間に生きる「訳あり家族」
を演出するに十分すぎるし、
よくあんな物件がみつかったなぁと。

そして、その内部の再現もすごくて
本当に昔から彼らが住んでいたかのようなセット。
昨年の「コクソン」の時のような印象。

特筆すべきは風呂場。
悪いけど、本当に汚い。(笑)

「海街ダイアリー」にも風呂場が出てくるけど
ここまで年季入ってない。

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でも、安藤サクラと女の子の入浴シーンでは
重要なことが語られる場所でもある。

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【エンタメ性】
テーマ重めだけど、サスペンス的要素も入っていて
見ごたえは十分。

この家族の秘密が、話が進行するにしたがい
明らかになっていき、「これはちょっと、ないでしょう」
的な衝撃超絶展開になっていくのも面白い。

でも、この問題ありすぎな家族のことを知った後に、
最上部のポスターを見ると
なんだか、心が張り裂けそうな。そんな気持ちになる。
まさに、日本のあらゆる問題や闇がこの家族に集約されている。

↓下記は、白文字で書かれているので、読む場合は
文字を全選択すれば、読めるようになっている。ネタバレ故に。

「そして父になる」に通ずる、
血縁関係にあっても家族として暮らして幸せなのか。
血は繋がってなくても、家族として暮らす幸せもあるのではないか。
的なメッセージが根底には流れている気がする。

深い。とても深いけどエンタメ性しっかり、
かといって商業に媚びないアート性も持ち合わせ、
出演者の演技は最高レベル。
映画としても楽しめる。

なんか、すごい作品だった。
これは、是非に!!!!!!!!!!!!!!!!

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2018年6月10日 (日)

6・7月に観たい映画。

6月

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レディ・バード

鑑賞済み。
アカデミー賞に数多くノミネートされた
10代の思春期をリアルに描いた秀作。
シアーシャ・ローナンが素晴らしい。

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ビューティフル・デイ
鑑賞済み。
ホアキン・フェニックスが
元軍人にして行方不明の少女を探すという
風変わりな仕事で生計を立てているという設定。
斬新。

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デッド・プール2
アメコミにして15禁作品ながら
前作に続くヒットを記録。
今回もぶっ飛んだ内容で、
個人的には前作以上に楽しめた傑作。

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万引き家族

鑑賞済み。
パルムドール受賞作。

予告編を観て面白そうだな。と思って鑑賞。
自分が観た邦画の中で、1番印象強い作品になった。
まだ、頭の中が整理できておらず、
なんと感想を述べていいのやら。

とにかく、すごい作品で衝撃だった。
傑作です!!!!!!!!!!!!!!!!!!

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30年後の同窓会

鑑賞済み。
観ようか迷ってたのだが、
映画館の上映スケジュールに激怒して鑑賞。(意味不明)
が、観てよかった。これも自分が観た映画の中で
上位にランクインする程の秀作だった。

ベテラン俳優による極上のセリフのやり取りに
ただ、見惚れるのみ。

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ワンダー 君は太陽

顔に障害を持った子供と、その両親の奮闘記。
お涙頂戴的な感じがして、どうかな。とも思ったが
気になって仕方がないので鑑賞予定。
ハリウッドならただのお涙頂戴にとどまるはずがない。

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アローン

砂漠のど真ん中に仕掛けられた地雷原で
地雷を踏んでしまった1人の兵士。
援助が来るまで52時間。
そこに襲いかかる様々な困難。

大好物なジャンル。楽しみ。

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ブリグズビー・ベア

赤ん坊の頃に誘拐され、誘拐犯に育てられた青年。
唯一の友達は誘拐犯が作った子供番組のキャラクター
「ブリグズビー・ベア」。

それが、青年のその後の人生に大きな影響を与える。

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死の谷間

核で世界が壊滅し、荒廃したある町で暮らす1人の女性。
生き残りは自分だけかと思いきや、ひょっこり現れる男性。
そこまではよかったが、もう一人現れ、めんどくさいことに。

核戦争後の設定が魅力に思えたが、
ただの男女3人の痴話に終わらなければいいのだが。

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アメリカン・アサシン

マイケル・キートンが出ているので観る次第。

7月

ジュラシック・ワールド 炎の王国

おなじみ、絶対にすべらない恐竜映画。
こういう大作は必ず観るし、楽しみなのだが、
最近はこういうのより、小粒なヒューマンドラマ系の方が
楽しみになってきた。

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ウィンド・リバー
アベンジャーズコンビによるサスペンス。
詳細は分からないが、面白そう。

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アニー・イン・ザ・ターミナル

「アイ、トーニャ 史上最大のスキャンダル」
「ピーターラビット」「死の谷間」に続き
何本映画出てるのだ。と言いたくなる、
これまたマーゴット・ロビーの主演作。

ポスターからして面白そう。
ビジュアル大事。


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2018年6月 3日 (日)

ゲティ家の身代金

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リドリー・スコット監督最新作「ゲティ家の身代金」を観た。

この映画、作品もさることながら
製作の裏側でかなりいろんな事があった。

1、撮影終了後に主要キャストがスキャンダルで降板

ポスターのセンターに写っている男性、
もともとはケビン・スペイシーだった。

だが、今ハリウッドで大騒ぎになっている
男性俳優による女性に対するセクハラ行為が
次々と暴露され、ケビン・スペイシーもそのひとりに。

彼の場合、被害者は女性ではなく、男性なのだが…。

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撮影はほぼ終わって公開を待つばかり…
という段階だったのに、再撮影を余儀なくされる。
もちろん、スペイシーは使えないので
別の誰かで彼のシーンだけを撮りなおさねばならない。

そこで白羽の矢が立ったのが、
89歳にして、いまだハリウッド映画の主要な役を
演じ続ける、クリストファー・プラマー。

11日という短い期間で、必要なシーンを全て撮り終えた。
実在するジャン・ポール・ゲティについてリサーチする
時間も与えられず、バタバタと撮影に臨んだにもかかわらず

アカデミー助演男優賞にノミネート!!!

さすが大ベテラン。すごい。
クリストファー・プラマーは生きるレジェンドと
言ってもいい存在で、代表作は誰もが知ってる名作

「サウンド・オブ・ミュージック」。

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出演作は挙げるとキリがないが、
「人生はビギナーズ!」では
ユアン・マクレガーのゲイの父親役を演じ
82歳にして第84回アカデミー賞助演男優賞を受賞。

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クリストファー・プラマーは
「手紙は覚えている」がすごい衝撃的な内容でびっくりして、
主演の彼が凄すぎて注目するようになった。

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とにかく、素晴らしかった。
彼が観たくて映画館に足を運んだ次第。

2、あからさまな男女差別なギャラ設定。

主演のミシェル・ウィリアムズと
マーク・ウォールバーグもクリストファープラマーと
再度撮影に挑んだわけなのだが、その際のギャラに驚愕。

マーク・ウォールバーグは1億円以上を受け取ったそうだが、
主演の彼女はなんと…

11万円。

その差…1500倍。あまりにひどい。
が、大人なミシェルさんは大人な対応
惚れる。

ミシェル・ウィリアムズは今年は公開作品が4本。
超絶名作ミュージカル「グレイテスト・ショーマン」
「ワンダー・ストラック」
「ゲティ家の身代金」
「ヴェノム」

夫のヒース・レジャー亡きあとも
着実にキャリアを築いている。

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作品の感想は、世界一の大富豪なのに
超絶ケチで、ジャン・ポール・ゲティが本当にカスだな。
と思った次第。

孫の身代金を余裕で支払えるのに、
それを断るというカスっぷり。

この事件が実際にあったという事にびっくり。
見ごたえあり。

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