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2018年6月24日 (日)

【ネタバレあり】恋は雨上がりのように

この記事はしばらくトップに載せる。(笑)
最新記事は、この記事の下に表示されます。

Ka

なんとなく作品は知っていたが
全くもってノーマークなこの作品、
予告編ずっと観ていたら
サブリミナルでも仕込んであったのか、
劇場で鑑賞することに決めた。

【あらすじ】
怪我で陸上の夢を絶たれた高校2年生の橘あきらは、偶然入ったファミレスの店長・近藤正己の優しさに触れたことをきっかけに、その店でアルバイトをはじめる。45歳の近藤はあきらより28歳も年上で子持ちのバツイチだったが、あきらは密かに近藤への恋心を募らせていく。ついに思いを抑えきれなくなったあきらは告白するが、近藤は彼女の真っ直ぐな気持ちを受け止めることができず……。
(映画ドットコムより抜粋)

【感想】
量産されまくりの制服恋愛映画とは
絶対に違うと踏んだ読みは当たった。

ベースは橘あきらと近藤正巳の恋愛の話だが、
2人が心の底に抱える諦めきれない「夢」への
情熱が再燃する様を描いた胸熱ムービー。

見た目がクールで、興味のない人間に対しては
そっけない態度をとるあきらだが、
バイト先の店長、近藤正巳への
恋心は止まることを知らず、ある日ついに大爆発。

17歳の女子高生から突然告白される
45歳のおっさんは戸惑うばかり。

ストレート。とにかくどストレートで、
告白した次の日に

「店長は私のことをどう思っているんですか?」

質問攻め。(笑)

周りのスタッフから
加齢臭を指摘されまくる正巳の
シャツを密かに嗅ぐシーンは面白かった。

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登場人物の描写もよくできている。

陸上部のエースだったあきら。
しかしケガのためにそれを断念し、
あこがれの年上店長の勤め先でバイトを始め
陸上以外に生きがいを見出したかに見えたが…

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冴えないファミレスの店長、近藤正巳も
かつては夢と希望を抱いていたが、それを諦めていた。
夢も叶えられず、離婚もした自分には
「何もない空っぽな存在、俗に言う負け組」
というコンプレックスを抱いている。

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だが、あることをきっかけに
正巳の大学生時代で同じ夢を追いかけていた友人が
自分とは違い夢を叶えていることを改めて目の当たりにする。

自分に対して恋心を抱くあきらを通して
諦めていた夢ともう一度向き合い
一歩を踏み出そうとする正巳の姿がいい。

そして、肝心の2人の恋の行方やいかに。

映画化された部分が原作のどの部分なのか、
全てなのかがわからないけど、
正巳は自分に対してのコンプレックスだったり
社会的立場を踏まえて理性的に彼女の申し出を
断っているような気がして、
本心は気があるんじゃないか。
…なんて展開を期待したり。

その辺はあやふやになっている。

だけど、ラストでは2人は全然連絡取っていないような
やりとりだったけど、メルアドを聞き出すくだりで
終わるところを見ると、まだ続きがありそうな感じも。

とにかく、切ない!

640

Lb

この映画、ストーリーもさることながら、
キャラクターパワーが邦画にしては強い。
コメディーのイメージが強めな大泉洋が
本格的な恋愛映画に出演しているのが意外だったし
(自分が知らないだけかも)

何より小松菜奈の魅力爆発という感じがする。
男女からも好まれそうなイメージ。
意外な組み合わせの2人がいい感じで
作品に魅力を加えているという印象。

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別のところで発言しているけども、
雨の多い映画が結構好きで
超絶トラウマ映画「セブン」だったり
北野武「座頭市」は雨がうまいこと演出に
取り入れられている。

この作品もタイトルに雨が入っているくらいなので
雨が重要な役割を果たすのだが。

以前鑑賞した「万引き家族」にしても、
この2本は妙に心地の良い余韻に長く浸れる。

オッサンから若い男女まで
幅広い年代が共感できること間違いなしの
傑作と言っても過言ではないと思う。

これ観て「自分も腐ったらいけないなぁ」と
襟を正す思い。

毎度、傑作と言っているじゃないか?
と思われそうだけど、本当に毎作品が心に響く
傑作ラッシュという感じで、こちとらびっくりしてる次第。
本当に今年は大豊作。

この作品も、Blu-ray必ず欲しい。
パンフレットもいい感じ。

ほんと素晴らしかった、
おすすめ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

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コメント

ワタナベさん

原作では、そうなんですね!
鑑賞してる自分はあきらにドギマギしてましたので、
その辺の感情は見るものに委ねた感じですかね。笑

今思うと、正巳のその辺の感情描くと
やもすると、「気持ち悪い」ってなってしまうかもしれず
あえて描かなかったのかな。とか思いました。

普段はあんまり邦画は見ないんですが、
これはびっくりするくらい、良い作品でした。

今年の映画の豊作度、尋常じゃないですよね!
自分だけが感じてるかと思ってました。笑

投稿: 雅山 | 2018年6月24日 (日) 09時57分

原作では店長はあきらが好きだと自覚してます。色気を感じてドギマギしたり。
けどあきらには知られてない。
店長がそれらを踏まえた行動をするのが焦点になってる。映画でもも少し店長のドギマギをいれても良かったかもしれませんね。
でもホント今年は傑作続きですねー。

投稿: ワタナベ | 2018年6月24日 (日) 08時27分

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