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2017年12月

2017年12月30日 (土)

2017年に観た映画のおさらい。

本日、6件目の投稿。今年最後か。

毎年、「今年は映画豊作の年だ」
と言っているが、今年は本当の意味で豊作だった。

劇場にも足繁く通っていたので、
ジャンル別で印象に残った作品トップ3を選出してみた。
ランキングというより、印象に残った順番。
それ以外にも素晴らしいものがたくさんあった。

●アクション部門

1、新感染 ファイナルエキスプレス

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韓国発のスタイリッシュゾンビ映画。
量産し尽くされたゾンビ映画に、新たな息吹が。

2、アトミック・ブロンド

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アクション映画のジャンルに入れているが
意外と骨太ストーリーなスパイ映画。
アクションは本当に凄まじく、一見の価値あり。
シャーリーズセロンが、本当に階段から転げ落ちる、
冒頭のワンカット長回しは歴史に残る。

3、マイティ・ソー バトルロイヤル

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この映画ほど、観ていて楽しいと思えたものは過去にあまり記憶にない。
あんまり好みじゃなかった前2作からの
大幅リニューアルが功を奏す。マーベルの底力を見た。

●SF部門

1、パッセンジャー

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名作。ストーリーも秀逸だが、必見は美術。
宇宙船、その内装、宇宙服や小物など全てが素晴らしい。
中盤の「あるできごと」を人として許せるかによって
この作品の評価が分かれると思う。

2、猿の惑星 聖戦記

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リブートの中でも群を抜いて秀作なシリーズ最終章(?)。
もう一度、観たい。

3、メッセージ

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異色のエイリアン映画。
個人的に宇宙船のデザインは柿ピーに見えた。
1人の女性を通して地球外生命体との交流を描く感動作。
90年代、ジョディ・フォスター主演で製作された
「コンタクト」に似ている気がした。

●サスペンス・ホラー

1、コクソン

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韓国が放つ、今まで見たことのないジャンルの映画。
全てが素晴らしい。そして何度観ても解けない謎。(自分だけか)
國村隼が韓国で日本人としては初の映画賞を受賞。
Blu-ray廉価版待ち。おすすめ。ほんとおすすめ。

2、ウィッチ

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アニャ・テイラー・ジョイのエロさ際立つ、
アートホラーの傑作。
魔女が住むという森の近くで生活を始めた
貧しい一家をある現象が襲う。

観る気ゼロだったのに、映画の日だったので
観たらびっくり。

3、ELLE

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敬愛してやまない、ポール・ヴァーホーベン80歳節目の狂作。
レイプされた女性が犯人をさがす…というのが大筋だが
80歳とは思えない狂気じみたストーリーが観るものを滅多打ちにする。
ラストもすごい。「おい!」って言いたくなる。(笑)

そこらの新進気鋭の若手監督より、若手なヴァーホーベン。


●アニメ部門

1、ゴッホ 最期の手紙

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6万枚の油絵をアーティストが描き、
アニメ化した異色作。

ストーリーよりもゴッホのタッチで描かれた
動くゴッホ絵画は一見の価値あり。
意外とサスペンス。

2、モアナと伝説の海

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ディズニー作品。凄まじいまでのリサーチと
描きこみとこだわりは相変わらず。
優等生アニメーション健在。

3、怪盗グルー ミニオンの大脱走

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黄色い生物、ミニオンを見たくて劇場に行ったのだが、
メインはグルー。しかも2人出てくるのでお腹いっぱい。

●ドラマ部門

1、ギフテッド

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猫と子供を使うなんてズルい。という意外な意見もあるが、
自分はこの作品は生涯ナンバーワンになるほど大好きになった作品。
非の打ち所がない、スーパーハートフルエンタメ作品。

2、ドリーム

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ないようなシリアスながら、それを観る者にも重い気持ちにさせず
むしろちょっとコミカルに、観ているうちにグイグイ引き込まれる
引力高めな歴史教科書映画。
原作を読んだが、事実をつらつらと並べただけで
全然楽しめなかったが、映画はエンタメに仕上げている。
すごい脚色力。

3、ファウンダー ハンバーガー帝国の秘密

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大好き俳優、マイケル・キートン主演のビジネス映画。
知らぬものはいない、食べたことのない者などいない、
マクドナルドハンバーガー。

これを食べられるのは一体誰のおかげなのか?
それは、壮絶な裏話があったのだった。
いつも食べてるハンバーガーの歴史を知るには
ぴったりな作品。恐ろしく、そして面白い傑作。

●ラブコメ部門

1、パーティで女の子に話しかけるには

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エル・ファニング演じる超絶キュートな宇宙人と
地球人の高校生のラブストーリー。
ぶっ飛んでる。パンク。

ただ、共演の男性がおっさんにしか見えない。
高校生には、到底、見えない。

2、勝手にふるえてろ

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なんとなく面白そうだな。
と思って鑑賞したら、その通りだった。

主演の女優さんの演技がなかなかだった。

3、スイート17モンスター

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ヘンリー・スタインフェルドが、思春期の17歳を熱演。
かなり「めんどくさい人だなぁ」と思わせるキャラ設定だけど
何故か憎めない。良作。

…だいたい、こんな感じ。
いろんな人の映画ランキングを見かけるけど、
例年以上にランキングする作品にばらつきがあるということ。
それだけ、良作が多かった。と自分で勝手に思っている。


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【ちょっとネタバレ】それなりに楽しんだが…。/DESTINY 鎌倉物語

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怒涛の5連続感想投稿、その5。

現在上映されている邦画の中で
1番の大作「DESTINY鎌倉物語」を観てきた。

泣く子も黙る、TOHOシネマズの
一ヶ月フリーパスを利用。
今年劇場で鑑賞する最後の作品となった。

【あらすじ】

幽霊や魔物、妖怪といった「人ならざるもの」が日常的に姿を現す古都・鎌倉。この地に居を構えるミステリー作家・一色正和のもとに嫁いできた亜紀子は、妖怪や幽霊が人と仲良く暮らす鎌倉の街に最初は驚くが、次第に溶け込んでいく。正和は本業の執筆に加え、魔物や幽霊が関わる難事件の捜査で警察に協力することもあり、日々はにぎやかに過ぎていった。しかし、そんなある日、亜紀子が不測の事態に巻き込まれ、黄泉の国へと旅立ってしまう。正和は亜紀子を取り戻すため、黄泉の国へ行くことを決意するが……。
(映画.comより引用)

【感想】

邦画の本格ファンタジーを観るのは、これが初めて。
このジャンルとしては、ある程度の及第点に行っているとは思うし
(偉そうにすみません)
堺雅人と高畑充希演じる夫婦愛がよく表現されていて良かった。
とくに高畑の演技力は印象に残っていて、
旦那と別れるシーンは本当に素晴らしいと思う。
伏線もちゃんと回収されているしキャストも豪華。
CGもふんだんに使われていて満足度も高い。

ただ、気になるところが多々あった。

・時代設定がいつなのか。

冒頭、堺と高畑が新婚旅行から車で帰ってくるシーン。
走っている車を見るからして、相当昔の時代設定という印象を受ける。
下手をすると戦前あたりなのか。原作を知らないけど。
そんな最中、幾つかそれを覆すような演出がある。

1、高畑が「それ、100円ショップで買ったの」という。

一色家にとり憑いた厄病神に、高畑がそのセリフを言いながら
茶碗を渡すシーンがある。100円ショップって笑 

2、明らかに浮いている、サーフボード。

編集者の本田が妻を見張るシーン。
背景に蛍光グリーンのサーフボートが置いてある。
確かに、由比ヶ浜近くてサーファーのメッカだけど、
時代設定的におかしくないか?

3、妙に新型な江ノ電

車道にはクラシックカーが走り回っているのに
江ノ電は比較的最近の車両に見える。

・無駄に長い

いつ、転機が訪れるのか。と退屈になる。
特に前半、鎌倉のうんちくが長い。
1時間過ぎたあたりから、ようやく物語が動き出す。
「ああ、やっとか…」という印象を受ける。

・過剰演出

妖怪が現れ、それに対するリアクションだったり
役者の演技というか、演技指導がハナにつく。
「わー!びっくり!」的な意図的なのかもしれないが
大げさなリアクションにややイラっとする。

セリフもわざとらしい。2回ほど「ここ、鎌倉は…」というセリフ。
「ここ」はいらん!(笑)

また、ラスボスが堺雅人を捉え、
高畑がラスボスとの結婚を誓わないと命を奪おうか。
という最後のシーンも、ラストだから盛り上げたいという気持ちは
わかるんだけど、ちょっと長いし、くどい氣がする。

もう少し早く、助け舟出してもいいと思った。

・美術がジブリに見える

「千と千尋の神隠し」に見える。
前半の鎌倉の夫婦の自宅はまだしも
後半の黄泉の国は、参考…というかそのままな氣がする。

また、黄泉の国は人によって見え方が異なるそうで、
堺雅人以外の人には、どう見えるのかという説明も欲しかった。
それがないなら、この設定も不要な氣がする。

と、結果としては楽しめたのだが
映画としての課題が多めだな。
と感じたのも、また事実。

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コメディというより。/勝手にふるえてろ

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怒涛の5連続感想投稿、その4。

芥川賞作家、綿矢りさによる同名小説の映画化。
松岡茉優初主演。

彼氏居ない歴24年の24歳のOLヨシカの恋愛コメディ。

【あらすじ】

OLのヨシカは同期の「ニ」からの突然の告白に「人生で初めて告られた!」とテンションがあがるが、「ニ」との関係にいまいち乗り切れず、中学時代から同級生の「イチ」への思いもいまだに引きずり続けていた。一方的な脳内の片思いとリアルな恋愛の同時進行に、恋愛ド素人のヨシカは「私には彼氏が2人いる」と彼女なりに頭を悩ませていた。そんな中で「一目でいいから、今のイチに会って前のめりに死んでいこう」という奇妙な動機から、ありえない嘘をついて同窓会を計画。やがてヨシカとイチの再会の日が訪れるが……。(映画.comより引用)

【感想】

珍しく邦画を映画館で鑑賞。
松岡茉優の初主演とは思えない貫禄と演技力。

彼女が思い悩む人間関係や人との関わり方に関しては
なにやら他人事のように思えないのは何故。

快作。

感想になってないけど。笑

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ポーランドの血塗られた歴史。/ソハの地下水道・ユダヤ人を救った動物園

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怒涛の5連続感想投稿、その3。

たまたまだが、ホロコーストを扱った映画を
立て続けに観たので併せて。

歴史の勉強不足なのだが、
ポーランドは戦時中、ドイツの占領下にあり
大量のユダヤ人や、現地の人が命を落としたという
歴史があったそうだ。

ポーランドでは、ユダヤ人の命を救うため、
自らと、その家族の命までをも危険にさらした人たちが
実際に存在した。

上記2本の映画は、それらを扱った作品で、
舞台も時代設定もほぼ同時期。

「ソハの地下水道」は、下水工事士が
下水道にユダヤ人を匿い通すという話。

「ユダヤ人を救った動物園」は園を経営する夫妻が
これまた、ナチスの将校が出入りする園の地下に
300人ものユダヤ人を匿い続けたという話。

「ソハ…」は2時間30分にも及ぶ大作で、
尺が長いにもかかわらず、映画として充実した内容だった。

「ユダヤ人を…」はハリウッドらしく
事実に加えてハラハラドキドキのエンタメ演出を盛り込み
映画としての質を高めている。

主演のジェシカ・チャスティンは
前作(?)「女神の見えざる手」のタフなキャリアウーマンとは
打って変わって、普通の主婦ながらも動物を愛し
ユダヤ人を守り抜く強い意志を持った女性を演じている。

両者はまったく異質な役柄ながら
「強さ」を秘めているという部分では共通している氣がする。
この女優さん、本当にすごいと思う。

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かなりすごい映画だった「女神の見えざる手」

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そして、ドイツと言ったらこの人しかいないのか。
と突っ込みたくなるほど、ハリウッド映画では
食うに困らない、ダニエル・ブリューフ。

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ホロコーストを扱った映画は本当にたくさん存在する。
1つの忌まわしい出来事から、たくさん。

そんな中、突出して印象に残っているのは
「サウルの息子」。
アウシュビッツの中の、ユダヤ人の遺体を処理する
ユダヤ人で構成された部隊に所属する人の話。
ラストの主人公の表情が忘れられない。

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【ネタバレあり】ホロコースト裁判。/否定と肯定

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怒涛の5連続感想投稿、その2。

ホロコースト系の映画というと、
たいてい時代設定はその当時のものが多いが、
この作品の時代は1990〜2000年代。

ホロコーストは存在しなかった。と驚きの主張をする歴史学者と
それを真っ向から否定する同じく女性歴史学者が法廷で争う
実話ベースの映画。

【あらすじ】

1994年。歴史学者デボラは、
ホロコースト否定論者である歴史学者アーヴィングを自書で否定。
アーヴィングは、名誉毀損でデボラを提訴。
ほっときゃいいのに、自身ユダヤ人であるデボラは
アーヴィングと法廷で争うことを心に決める。

【感想】

ホロコーストなど、入れ知恵であり、存在しなかった。
と公に論じている学者がいることにまず、驚いた。

そして、勉強になったのは、
アメリカとイギリスの司法制度の違い。
アーヴィングはイギリス人だからなのか、
イギリスでデボラを提訴した。ここがミソ。

イギリスでは、何故か訴えられた側に立証責任が発生する。
なので、デボラはアーヴィングの「ホロコースト否定論」を
根底から崩す必要があったから、さぁ大変。

裁判が進むにつれ、アーヴィングの否定論について
語られていくのかと見守っていたのだが、
どうも述べている内容が希薄で自身がない。

過去には人種・男女差別的な発言の資料もみつかり、
結果としてはアーヴィングは敗訴に。
映画を見る限り、意外と簡単にデボラ側は勝訴する。

が、この映画が他の法廷劇と異なるのは、
争う相手が内部にもいるという点だった。

裁判が始まった当初、
デボラは弁護団と裁判の進め方で衝突する。

いかにもアメリカ人気質なデボラは
自分やユダヤ人が法廷に立ち、
一気に決着を付けんばかりの勢いだった。

が、イギリスの弁護団はそうではない。
着実にコツコツと…という考え方。
デボラは勝訴にいたるのだが、
終盤、裁判長からの一言。

「拒否論を心から信じているアーヴィングを、
 果たして嘘つきと呼べるだろうか?」

…確かに。

【キャストに関して】

ちょっと熱くなりやすい女性歴史学者デボラを
レイチェル・ワイズが演じる。
インスタグラムはフォローしているので顔はよく観るが
彼女の映画は久しぶりに観た気がした。

ホロコースト否定論者を演じたティモシー・スポールはすごい。
この役、ちょっと危険だと思う。
役とはいえ、ホロコースト否定論者なんて危険すぎる。
よく観る顔だけど、激やせして気づかなかった。

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【ネタバレあり】奇病と戦う女性の話。/彼女が目覚めるその日まで

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怒涛の5連続感想投稿、その1。

クロエ・グレース・モレッツ主演最新作
「彼女が目覚めるその日まで」を観た。
大好き女優、シャーリーズ・セロンプロデュース。

原因不明の奇病と戦った女性の闘病記を映画化。
これまた、実話ベース。

【あらすじ】

ニューヨークの大手新聞社に勤める21歳のスザンナ。
仕事にプライベートに充実した日々を送っていた彼女。

しかし、ある日身体に異常を感じ始め、
風邪程度に考えていたが、症状はどんどんひどくなっていき、
物忘れや奇行・言動が暴力的になっていく。
医者に行き精密検査を受けても全てが正常。

しまいには酒やドラッグが原因と診断される始末。
独り暮らしは危険と判断した両親の元で暮らすことになり
更に精密検査を受けても「わからない」のいってんばり。

このままでは、「精神疾患」と診断され、
精神病院送りになってしまうと危惧した両親は
彼女の身に何か特異なことが起きていると考え
なんとかして欲しいと懇願し続ける。

そんな願いもむなしく、彼女の症状は
進行し続ける。

【感想】

スザンナが充実した日々から転落していく様を
時間をかけて描写、クロエが体当たり演技でそれを表現している。

撮影現場には病を患った本人も参加し
アドバイザー的な役割も担ったとか。

この奇病の症例は稀で、スザンナが闘病記を手記にしたことで、
それが同じ病の人のための治療に一役買っているという。

結局のところ、原因は映画の原題「バーニングブレイン」という症状で
映画のセリフを借りるなら、脳が燃えてしまい、
身体の中の組織が脳を有害と認知して攻撃していたという。
結果、脳の半分が破壊されてしまいそうになっていた。
とのことだった。

詳しい医学的なことについては劇中、あまり描かれていなかったが
脳が破壊されるというのは大ごとにも関わらず
精密検査を行った医師たちがそれを見逃していた。というのが
解せなかったのだが、それは奇病だからそうなのだろう。

最後は、歩行訓練を行うほどの後遺症を患ったが
見事に克服し、復職している。

原作を読んでいないのだが、
彼女自身に起きたことを、脚色せずに映画化した。
という印象を受ける。

クロエ・グレース・モレッツもすっかり大人になり
10代の頃とはまた違った味を出している気がした。

劇中、彼女の同僚役に「ギフテッド」でおなじみ
ジェニー・スレイトさんも出演していた。

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2017年12月24日 (日)

徳永英明が馬券持って歌ってない方!/徳永英明「BATON」ツアー グランキューブ大阪

徳永英明「BATON」ツアー2017.12.23、
グランキューブ大阪のライブに参加した。
簡単に言うと、セミファイナル。

あまり遠征をしない自分にとっては
この会場・関西でのライブ参加も初めて。
昔、徳永が「関西はノリがクレイジー」と言っていたのdが、
あんまり、関東とノリは変わらない気がした。

座席の場所も関係しているのかもしれないが。

通算4回目にして最後の参加となる今回も
今までと同じ印象だが、声の調子は今までで1番良い気がする。
もう、メニューを交えながら、勝手に感想を書いていく。

ずっと変わらないもの

ナルシシズム全開なオープニングムービー。(笑)
過去へさかのぼる形で、彼の歴代ライブ映像を流している。
が、この時点で、何故か既に涙腺が緩む思い。
「ずっと変わらないもの」は、映像が流れている裏で、
生で歌っている形にして欲しかった。
「MYLIFE」ツアーのオープニングのように。

1、時代

このほぼアカペラに近いこの曲を
最初に持ってくるのって、緊張してるし大変だと思う。
のちにも述べるが、今回は攻めてる、頑張ってる。

でも、初めて聴いた時には
えっ、カバーで始まり? 大丈夫?
と、なぜか不安になったものだ。(笑)

2、過ちの夏

これは驚いた。
何故にこの曲なのか。

ずっとリクエスト…していたわけではないが、
大好きアルバム「Nostalgia」の中でも
かなり好きな一曲であり、
おそらく作った本人の中でも
さほど存在感が大きくない気がする、この楽曲。

という意図は置いておいて、
徳永の楽曲の中でも3拍子の異質だけど
ジャズっぽいアレンジのこれは、本当に良い。
女目線な歌詞も新鮮。

こういうアレンジ、彼は似合うと思うのだが。
例えるなら、2003年の渋谷アックスで
行ったライブ、「桜」のああいうアレンジ。

西脇さん、なかなか攻めるね。と思ったけども。
また、彼と組んでほしい。西脇さんは元気です。

3、恋心

実はシングル曲なこの楽曲も、
実は徳永英明を説明するには「これ聞いておけば彼がわかる」
と言って良いほどのものかもしれない。

remindツアーのMCでも、珍しく
楽曲のうんちく垂れていたので、
これは好き…と思わせといて今回歌うのはうん10年ぶり。
定番曲にしても良いくらい。

4、僕のそばに

最近すっかり、レイニーブルーと並んで
ライブの定番曲になりつつあるこれは、
「またこれ歌うんかい」から、レイニーブルー的な
印象に変わってきていて、
ボーカルも演奏も円熟味を増している気がする。
特に土方さんのギターがいい。

5、ハルカ

後半歌うかと思っていたけど、
序盤に客を立たせるのに何故か役立っている楽曲。
サラッと歌う感じでアルバムの最後を飾るのはいつも
重めな楽曲が多かったけど、この楽曲はそれからすると
珍しい感じがするけど、ライブでもそんな感じの役割。
なんというか、箸休め的な?

土方さんのギターソロではじまるのだが、
この曲がとても良い。もちろん映像では
ノーカットだと思うけど!!!

6、レイニーブルー

コメント特になし。(笑)安定。いつも通り。
いつも聴いてるから、これを聴いて声の調子はいいかな。
とか、物差し的な曲にもなっている。(笑)

7、優しいキスをして

松原さんのベースソロからのカバー曲。
え、カバーなの。というふうではなく、
ライブ全体の中でも良い感じでアクセントになっている。

8、最後の言い訳

カバーなのか。とがっかりしたファンを
いや、オリジナルです。と歓喜させるのを
狙ったかのような、このタイミングでの
ファンの間でも人気なこの楽曲。

かなり久しぶりに聴いた気がする。

やっぱり、青と赤のライト。

9、Wednesday Moon

いきなりウェンズデーって歌うのではなく
バンドの楽器で雰囲気作っておきながらのイントロ。
個人的には「Nostalgia」ツアーの
男の人のごにょごにょ何言ってるのかわからないサウンドと
ピアノの低い音で始まる、あのアレンジも好きだった。

10、空はみんなのもの

これはライブの定番曲にしてほしいくらい
ライブ映えする楽曲だと思う。
演奏もそうだし、何よりライティングが良い。

期待通り、最後の

「空はみんなのもの、だから皆同じなんだよ」

の部分は決めてくれましたね。

11、夢を信じて

イントロ聴いてアコースティック版かと
思わせておいてのアップテンポ。

こんなにアップテンポ歌って、
大丈夫なのかい? と思わせるような
攻めてる曲順。

12、愛をください

こういう構成待ってました。
途中でアコギコーナー的な。
これもちょっとクールダウンするには良い感じの
楽曲だし、この曲を歌うのも何十年ぶりだったと思う。

13、壊れかけのRadio

業界的に来年はセルフカバーな年になるっぽくて、
彼もそれに乗っている感じがする。
今回のセルフカバーは3回目くらいだったと思うが
このアレンジは良いと思う。

remindツアーの「アイラブユー」を彷彿とさせる
オルガンの音が良い感じの間奏も新鮮だし。

今回は能動的に作っているセルフカバー、楽しみですね。

14、セレブレーション

今夏のツアーで自分の中ではこれがハイライト。
もう、イントロのベース音で失禁状態。
2階の最後列にいた私のそれは、
1階まで流れ落ちたこと間違いなし。

でも、松原さんのベース音が小さすぎる。
もっと大きかったら良いのに。

歌詞が映ってたけど、皆歌ってたのだろうか。
これこそ、ライブな一曲。
「情熱」の代わりになってほしい。(笑)

15、鼓動

バトンの歌詞もいいけど、これも褒められたと自慢する彼。

16、バトン

今は慣れたが、初見の際には、
なんでわざわざ、アンコール扱いで歌うのか。

だったら鼓動に続いてMC軽く挟んで
一気に行って欲しかったと思ったのも懐かしい。

が、大阪では、バトン歌う前に大量に客が外に出て行った。(笑)
トイレタイムじゃなくて、帰って行った。
徳永英明、会心のミス。(笑)

17、愛という名の真実

この曲はすごいなぁと思う。
ほぼアカペラなんだけど、
静かながらも徳永の力強いボーカルと
それを引き立たせるアレンジがいい。

同じメロディー繰り返し系の、
徳永18番の作曲法なのだが、
曲が進むにつれて気分も盛り上がる。

この楽曲は、マイナー調のバラードというイメージから
また別のジャンルのイメージになろうか。
という一曲になる気がするが
これが今後、どういう扱いで世間に出て行くのかはわからない。

いっそのこと、今後発売されるBlu-rayでしか
聴けないくらい、マニアックだけど
ライブやファンの間では人気。的な存在になってほしい。
暗闇で白い煙に巻かれながら歌う姿は
なにやら神がかった感じさえして
大仏さんのようにも見えないでもなかった。

今回のセミファイナルでは、
この楽曲聴いてたら胸熱になった。

まとめると、今回のツアーは彼なりに攻めている感じがした。
いつもとは違う感じだった。
MCはほぼないし、病後急激に歌われなくなっていった
アップテンポな楽曲も多々歌われたし
どんな心境の変化があったのか、
普段歌われない曲もあった。

このツアーを経て次回のセルフカバーや
それを引っさげてのツアーがどんな風になるのかが
今から楽しみ。


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2017年12月19日 (火)

2017年に購入したアルバム。

映画はアホみたいに観ているのに、
調べたらアルバムはあまり買っていなかった。

●松たか子「明日はどこから」

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もう、アルバムは出さないと思っていた彼女が
8年ぶりにまさかの新譜リリース。

今回も最強の布陣で挑んできた。
楽曲提供は大貫妙子、細野晴臣、
椎名林檎(ドラマ「カルテット」主題歌)など。

が、シングル曲は松たか子自信が手がける。
アルバムと同名の「明日はどこから」は
朝ドラ主題歌として起用され、シングルとしての
クオリティも高い。

全体的には予想していた通り
意外性はないが、安定の松たか子サウンドで、
旦那の佐橋さんがトータルプロデュース。

徳永ファンにもおなじみのカースケさんやベースの松原秀樹、
スターダストレビューやトライセラトプスなど
彼女とはおなじみの顔ぶれがレコーディングに参加。

椎名林檎作曲の「おとなの掟」は林檎節炸裂で
このアルバムに上手く収まるのか。と思ったものだが
意外と違和感なく2曲目に収まっている。(ドラマ版)

が、何故かボーナストラック的な扱いで
松たか子ソロバージョンとカラオケバージョンが収録されているが
ドラマ版をボーナストラックにすべきだと感じた。

歌詞に「明日」「つづく」「つなぐ」という
キーワードが多く、希望に満ちた印象を受けた。

●ベック「カラーズ」

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何故か突然BECKに目覚めて
最新作を限定版レコードで購入。

全編ポップな仕上がりでまさに「カラーズ」、
アルバムというパレットにいろんな色の楽曲が
乗っかっている感じ。(カッコつけた表現)

制作にかなりの時間をかけたという「カラーズ」
「ドリームス」はアルバムの核的な楽曲。
お気に入りは「アイム・ソー・フリー」。

●徳永英明「BATON」

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短い時には1年半置きぐらいにアルバムを作っていた彼だが
今は4年に一度のオリンピック状態に。

制作期間を多めに設け作られたアルバム「BATON」は
その昔「もっとアップテンポ作ってよ」と期待しては
裏切られていたあの頃の自分が懐かしい、
王道の徳永サウンド。

安定の彼らしさと楽曲の良さに加えて
最初聴いた時には面食らった「演歌調」な楽曲も。
「これは、まるっきり演歌だ」と思っていた数曲だったが、
今となってはすっかりアルバムに馴染んで、
自分の中では徳永サウンドとして確立されている。

全体的に地味な印象を受けるが、
相変わらず「何度も聴くと良さがわかって味わい深くなる」
不思議な徳永サウンドは健在なのだった。

個人的には「ずっとかわらないもの」の
浮遊感を感じるサウンドと、
90年代を感じさせる、かっこいいアレンジ
「空はみんなのもの」が気に入っている。

●YUKI「まばたき」

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ソロ8枚目のアルバム。
「まばたき」にはいろんなコンセプトが込められていて
本人のコメントを聞いて作品に対する解釈が深まった。

彼女もキャリア的にはベテランの域だが、
毎作品、新しいことに挑戦していてエキサイティング。

今回はそれが全開で、思春期だった頃の彼女の
エネルギーが再燃したというコメント通り、
アルバムからそれがヒシヒシと伝わって来る。
弾ける感情や、エバーグリーン的な青春歌的なものが
バラエティ豊かな楽曲に乗せて送られる。

一曲目の「暴れたがっている」は
1分弱の楽曲ながら、フルパワーという感じで
ラストの「トワイライト」まで一気に突き抜ける。

今年購入したアルバムの中で
ベテランとしての安定感に加えて
あまり感じたことのないレベルの高揚感も相まって、
群を抜いて良いアルバムと言える。

●The1975「DH00278」

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未購入だが、年内には出来れば買いたい。


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2017年12月18日 (月)

The1975、ある日突然、待望のライブアルバムリリース!!!

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デビュー以来、毎年来日公演を行っていた
The1975だったが、なんと今年は来日せす、
ファンにとっては喪に服す年となった。

が、先日なんの予告もなしに突然ライブアルバムの
リリースを行った。(配信のみ)

名盤セカンドアルバムの(超長いタイトルなので割愛)
ツアーを音源化。

ロンドン最大のアリーナ、O2アリーナでの
パフォーマンスを全曲収録。

映像ではなく、音源だけというのが良い。
The1975といえど、映像だとおそらくほとんど観ない。

YouTubeでは、彼らのフェスを含めたライブ映像が
ごまんと転がっているが、オフィシャルとなると
音源もちゃんとチューニングされているだろうし、
聴くのが楽しみだ。

配信されているので、もう聴けるのだが、
アナログ派な自分は、CDかレコードで聴きたいので、
まだ未聴。

セカンドツアーを終えて(今回は194本を超えたのだろうか)
来年、サードアルバム「music for cars」をリリースする予定の彼ら。
名盤と呼ぶにふさわしい1枚にしたい。
と意気込む彼らに期待したい。


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2017年12月 4日 (月)

12月に観たい映画。

12月は比較的落ち着いていて、
観たいと思った作品も少し少なめ。

「オリエント急行殺人事件」は
全くノーマークだったのが
ウィレム・デフォーが出演しているのと
ジョニデが久しぶりに本来の自分の良さを
引き出す演技をしている気がしたので、
気になった次第。

ついに今月、TOHOシネマズで貯めたマイルを
一ヶ月間映画がタダで見放題の夢のようなチケット
「一ヶ月フリーパス」と交換することになる。

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2017年12月 3日 (日)

3回目の鑑賞。と、この映画のいいところ。/ギフテッド

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翌週の公開から3回目の鑑賞。
あまりの作品の良質さに
ただただ、感嘆するばかりだったが、
今回は少し冷静に観ることができた。

それでも、やっぱりすごい映画だ。
じゃあ、どこがいいのか羅列した。

1、脚本に無駄がない

101分という尺の中で物語が無駄なく進む。

冒頭でフランクとメアリーの会話が始まり
この2人が本当の親子ではないことが説明される。
そして、主要人物たちも早々に登場。
キーマンとなる叔母も中盤前に出てくる。

登場人物の説明を早々に済ませ
観客をストーリーに引き込む。

そして、セリフも無駄がない。
ずべてが効果的にスパスパッと効いているし、
後の伏線となるセリフも。

2、映像と編集

撮影がいい。
例えばある人物がセリフを述べていて、
そのときはずっと固定されたトリミングなのだが
だんだん話の内容が核心に迫っていくと、
カメラが人物に寄って行って、
「これから大事なことを言いますよ!」的な
効果をうまく演出している。

冒頭のメアリーの担任が
難問をいとも簡単に解いていく彼女を見て
「えっ」という顔をしてから、絶妙なタイミングで
音楽が挿入され、次のカットに行くまでの
「間」も素晴らしい。

そんなに真新しい技法でもないと思うのだが
この映画では実にこれが生きている気がする。

3、顔芸

体で体現というより、
目や顔で演技が重要な気がした。

前回も述べたが主役のクリス・エヴァンスの目の演技がすごい。
喜怒哀楽を目だけで表現していた。

メアリーの担任教師役のジェニー・スレイトも
メアリーのギフテッドに気付いたときの顔つきや
物語の後半でフランクの素性が分かったときに
一瞬だけ挿入される彼女の「え、そうだったの?」
的な表情が実にいい。

彼女に限らず、他のキャストにもそういった
演技をするシーンが多く見られる。
要は「顔芸」がこの映画の肝でもあると思った。

4、一切画面に登場しないけど、すごい存在感

すべての登場人物がキーマンと言える中、
物語が始まったときからすでに故人となっている
メアリーの母の存在感が、
セリフの中でしか出てこないにも関わらず
終始物語に携わりっぱなしですごい。

ビジュアルで見えるとしても写真の静止画レベル。

フランク・メアリーとの強い絆の結びつきを
セリフだけで効果的に感じさせるのがすごいと思った。

5、猫のフレッドも。

メアリーが愛してやまない片目の飼い猫、
フレッドも、ただ可愛い猫では終わらない。
物語にある程度関わりを持つ役割がある。

6、登場する人種も幅広い。

最近のアカデミー賞で人種問題が話題になっているが
その辺を意識しているか定かではないが
登場する人種もいろいろ。

フランクたちの一番の理解者である
隣人ロバータは黒人だし
一瞬だが、メアリーが訪れる学校にも
アジア人が登場する。

観た人が「○○人はでてこないじゃないか」
という思いをするのを解消している…
というのは考えすぎか。

7、やっぱり、マケナ・グレースすげえ!!!

この映画を一手に背負っているのは
やっぱり11歳の子役、マケナ・グレース。

この子が天才と言われても
違和感ないたたずまいだし、
この役者なくしてギフテッドは存在しえなかった。
といえそう。

だって、監督が彼女が出演しなかったら
なしえなかった作品だった。と言ってたのを
どこかで見かけたのだから。

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最後にきになるのは、この映画吹替版が
上映されていない気がする。

ソフトで販売される際には
収録されると思うが、
幸いにもタレントは起用していない模様。
吹替を担当する声優は相当大変だと思う。

ああ、早くBlu-rayが欲しい。


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